第1回おうちdéわっかそん 開催レポート
はじめまして!!わっかそん運営のカジです!今回は自分が責任持って皆さんにお届けさせていただきます。
はじめに、第1回おうち dé わっかそんをサポートしてくださった全ての方、そして当日お越しくださった方、誠にありがとうございました。皆様のおかげでわっかそん初の試みを成功という形で終わることが叶いました。
おうち dé わっかそんとはアイデアソンをオンラインで行うイベントで、わっかそんにとって初のオンラインイベントです。これは先日6月7日に開催された第1回目の開催レポートとなります。
それではいよいよ本編に入りましょう!!!
発足編
遡ること2ヶ月ほど前。ちょうど前回のわっかそんも終わりそして新型コロナウイルスの影響によりオフラインでのイベントが不可能となりました。そこで急遽運営メンバーで会議を開きました。「わっかそんらしいオンラインイベントとは何か?」この問いに対して生まれた答えがおうち dé わっかそんということです。他にでた案はそうですね。。。書くと長くなるのでまた今度にします。
とりあえず、オンラインでの形が見えてきたので、あとはどう実行に移すか。。
最初に考えたのはそもそもどの媒体で行うか。ここで私たちが注目し、当日の媒体となったのが皆さんもよく知るZoomです。選んだ理由としてはまずブレイクアウトルームの存在。ブレイクアウトルームというのは同じビデオ通話のミーティングを別々のセッションに分けることができる機能です。これによって各チームに部屋を割り当てることができるため全体の進行とそうでない時の運営がやりやすくなります。さらに、画面共有やホワイトボード機能によってオフラインと変わらずメモをシェアするといったことも可能なのでZoomでの開催が決定しました。いつも会議で使ってて楽っていうのもあります。
媒体が決定したところで考えなければならないのが
- 環境づくり
- ビデオ通話特有の疲労
の2点でした。
議論の支えとなる環境づくりの解決策となったのは各チームに一人運営メンバーを配置することでした。参加者の方々は基本初対面です。プラス今回はオンラインの壁もあり、画面越しで初っ端から議論をするのは無理難題。そこで、チームの良い雰囲気を保ちつつサポートを行うためにコミュ力の高いアイデアソン経験者である運営メンバーをメンターとして配属することにしました。オンラインによって目の届かない場所をなくすことにもなったので一石二鳥ですね。
そしてオフライン開催の時にはなかった問題点であるビデオ通話特有の疲労。オフラインの時は全体で6時間という構成でしたが6時間ビデオ通話を行えば、眼球の疲れ、腰の痛みなど同じ体勢で居続けることによるデメリットが発生します。なので私たちはコンパクトになんとか3時間30分という構成で行うことに決めました。議論部分を大幅にカットし(その分運営メンバーがサポート)休憩を適宜挟むといった形になりました。苦渋の決断でしたが、イベント全体のクオリティーと参加者の負担のバランスを取るにはこれが私たちの最適解でした。
こうしておおよその枠組みが決まり開催決定まで残すはテーマのみとなりました。今回のテーマは協賛してくださった株式会社ライフ・チアーズ様*1との会議の末に決めさせていただきました。そうして決まったのがテーマ
です。新型コロナウイルスの脅威にさらされ、孤立しつつある一人暮らしの何か支えとなるアイデアが生まれればという願いを込めて上記のものになりました。元々この協賛は代表の方が前回オフラインで開催した第5回わっかそん*2に参加してくださったことがきっかけでした。そのため私たちの未熟さも即座に受け入れてくださりこのような素晴らしいイベントに結びつけることができました。
正直、開催までに一番苦労したイベントだと思います。その反面、団体として大きく成長できたと思います。
では、ついにその成果となる当日の様子について書いていきます!!レッツらゴー
当日編
オープニング
私たちにとって初めてのオンラインイベント。機材チェックもギリギリまで行い、慣れない環境に不安だらけのまま当日はスタートしました。開場の時間とともに待機室に人が入室してくる。承認ボタンを連打すると、画面に次々と参加者の顔で画面が少しずつ埋まる。運営メンバーもこれから3時間半どんな風に進んでいくのか期待でいっぱいの状態。そして14時ジャスト、代表の第一声とともに第1回おうち dé わっかそんは幕を開けました。
オンラインのこともあり参加者の方々は基本MUTE(無音)でしたので若干やりにくい場面もありましたが淡々と進行を進めました。いつもであれば審査員の方によるテーマ説明の時間をたっぷり用意させていただいていたのですが今回は時間の都合上、省かせていただきました。その代わりにインプット面は事前に参加者に配布することでカバーさせていただいたので、開催レポートということで少し触れておきます。今回のテーマとして重要なポイントとして協賛企業の株式会社ライフ・チアーズ様より
- 一人暮らしで"困ったこと"
- 一人暮らしで"あったらいいな”
の2点を挙げていただきました。これらはずばりアイデアの種になるものです。一人暮らしだからこそ突然のトラブルが厄介であったり、不便なこと。これらを起点にすることが今回のテーマにおいてアイデアが生まれやすいと教えていただきました。この後に参加者のアイデアを書いていくので、これらを頭の片隅に置いた状態で読んでいただければありがたいです。
審査員の皆様のご紹介を終えた後はそう、あのコーナー。アイスブレイクです。
アイスブレイク
アイデアソンには欠かせないアイスブレイク。そもそもアイスブレイクって何?と思った方には前の開催レポートを見ていただきたいのですが簡単に僕の言葉で言いますと
初対面の参加者の方々が仲良くなって緊張をほぐすためのゲーム
です。楽しいゲームをやればたとえ初対面だったとしても仲良くなるのは当然なんですけど、どうしてそうなるんですかね?いつも不思議に思ってます。。。その話はおいときまして、今回のアイスブレイクではいつもと違ってオンラインを生かした「オンラインしりとり」というのを行いました。完全オリジナルのゲームをアイスブレイクで採用したのは久しぶりでした。このオンラインしりとり、ルールは至って単純。家にあるものでしりとりをするだけです。今回は制限時間は10分(プラス机の周りを準備する時間2分)で何個しりとりできるかを競っていただきました。結果は3チームで行って、11個、12個、9個となりました。しりとりの内容も各班面白かったのですが全て取り上げると長くなってしまいますので僕がメンターしたチームの解答(?)を紹介します。
家にあるものという制限は意外と難しかったので他の人がひたすら言葉を言い続けるというサポートが割と重要でした(笑)みなさん「れ?」「れとかなくない?」っていいながら色々と必死に探しながら楽しんでくれました。10分という短い時間でしたが距離はぐっと縮まったと思います。
アイデアソン
さぁ。いよいよ本編のアイデアソンの時間です。最初はオンラインもあってみなさん探り探りの状態でした。テーマが「一人暮らしを支えるオンラインコミュニケーションサービス」ということで各班まずは着眼点をどこに置くかを話し合っていました。一人暮らしを実際にされている参加者の方が率先して今感じている問題点を挙げてチームとしてどれに絞るかを相談されていた印象です。自分の班では生活習慣や自炊、運動不足などから最終的に自炊に絞っていた感じになりました。僕、個人としては一つの班をずっと見ていたため他の班がどう進めていたかあまりコメント出来ないのが申し訳ないのですが、他の班もメンターがついてたこともありおおよそ同じようなペースで進めることはできました。
個人的に印象深かったのは世代別でチーム内の役割ができていたことです。僕のチームにおいては大学生の方が問題点を挙げ全体を引っ張り、高校生の方が柔軟な発想で肉付けして最後に社会人の方がまとめるといった形に自然になってました。世代毎の特徴が議論に色こく出ていて見ていて熱くなりました。これこそが僕らにしか作れないアイデアソンの形だと思っています。
時間も2時間しかないということで1時間経ったところでおおよその方向性を絞ってアイデアを具体化する方に進めていきました。途中審査員の方に実際にブレイクアウトルームにいらしゃったので助言をいただくことができたのですが、この助言のおかげでアイデアをどう現実化すればいいかなど迷いのあった部分を徐々に固めて行けたと思います。最後は、残り時間を有効に使ってプレゼンできるようまとめて行くという感じでした。
プレゼン
全班時間いっぱい議論に費やしていよいよプレゼンの時間になりました。というわけで当日どういうアイデアが出たのか紹介順は発表順のまま行います。「発表を全部見たい!」という方はこちらの動画*3にまとめていますのでそちらをご覧になっていただければ幸いです。そしてチャンネル登録してください(笑)
では早速
チーム「HOME ALONG」
最初はチーム「HOME ALONG」です。実はチーム名はなかったのでプロジェクト名をそのままチーム名にさせていただきました。
このチームが提案するサービスは一言で「生活に関する諸問題を解決するサブスクサービス」です。つまり一人暮らしを始めた時に出る問題(例として家事がうまく回らなかったり、病気になった時どうするかなど)をいつでも相談できる定額制サービスです。なのでターゲットは基本的にこれから一人暮らしを始めようと思っている方です。具体的な仕組みですが、このサービスに加入している間いつでもプロに諸問題について相談できます。運営が企業と提携しているのでたとえば不動産に関するトラブルがあった際はこのサービスを通して不動産会社の方に質問ができるということです。要するに知恵袋みたいな感じですが違いとして早急な対応と返答先の信頼性が段違いであるということですね。また、ユーザー側も他のユーザーの相談に対して解決策を出せます。出された解決策は運営や提携企業様によって評価され良いものを提示できたユーザーの方には公式から信用度を表すマークやキャッシュバックなどしてもらえるといった感じになっています。
今回のテーマのコミュニケションサービスに一番答えているサービスだと思います。現在インターネットの情報は真偽が曖昧なものが多く、信用が担保された情報が常に取得できるところがこのサービスの良いところだと思いました。
チーム「酢」
続いて僕がメンターをしてたチーム「酢」です。チーム名は先ほどのアイスブレイクにてラストの酢のインパクトがデカかったのでこれになりました(笑)
このチームが注目したのは衣・食・住の中の食。一人暮らしにおける自炊に着目しました。なので提案されたサービスのターゲット層はこれから自炊を始めようとしている方や、中々自炊に踏み込めないけど食費を抑えたいと思っている方になりました。わかりやすく言えば大学1年生や独身男性ですかね。
アイデアの軸は3つありまして一つ目が自炊レベルによって配送される食材の内容が違うということです。たとえば自炊したことない人には一手間加えるだけでほぼ調理済みの食材を、自炊できる方には食材をそのまま送る。という感じです。配送される内容が変わるためその人のレベルにあったレシピで料理することができ、自炊習慣が身につきます。続いてが自炊する上で洗い物が結構溜まりがちであることから最終的な料理がワンプレートになるようなレシピを提案することです。これによって一度の食事における食器の数を減らせるため洗い物があまりめんどくさくなく、習慣作りとして機能する期待が見込めます。最後にインスタとの連携です。インスタに作った料理をユーザーに挙げてもらうことで自炊する喜びや習慣づくりを促します。連続投稿で行うことでのキャッシュバックやアレンジレシピを公式アカウントで採用するなどしてモチベの底上げを図ります。
自炊の習慣づくりをサポートすることで自炊における悩みだけでなく食費を減らすことができるという点が良いと思いました。料理はやはり一人暮らしになってから教えてもらえる機会がないのでこういったサービスが誕生すればかなり楽になる方が多いのではないかと感じます。
チーム「タローズ」
最後はチームタローズです。チーム名は班の中にたろうとつく名前の人が多かったことがきっかけだそうです。チームを編成した時は全く気付きませんでした(笑)
このチームが提案するのは一人暮らしスタイル確立サポートというサービスです。このチームの特徴は他のチームとは違って一人暮らしを行う人向けではなく、息子・娘を一人暮らしさせるのが不安な親御さんのためのサービスを意識したということです。システムとしてとしてはまず、一人暮らしされる方の健康状態がApple Watch等のデバイスによって記録、管理され、そのデータを元にした栄養士の方のフィードバックが週に一回行われます。ユーザーの方(親御さん)は見守りたい人の生活水準に合わせてサービスを依頼することが可能で金額もその依頼に合わせて変動します。ダイエットコースやトレーニングコースといったイメージです。またプラスアルファな要素としてチャットで相談が行えるサービスや料理レシピ、怪我の対処法を提供できるものをのちに組み込みたいとのことでした。
このアイデアのきっかけとなったのは、進学や就職によって準備する期間がないまま一人暮らしを始められる方が多くそれを不安視される親御さんも数少なくないという点でした。ユーザーの焦点を実際に一人暮らしされる方ではなくその親御さんに向けたことでオリジナリティあふれるサービスに仕上がったと思います。
結果発表
いよいよドキドキワクワクの結果発表ですが、優勝したのはなんと、、、
実はとてつもなく接戦でした。いつも審査の時間を10分ほど設けているのですが今回はなんとその2倍の20分もかかる大熱戦に、、、
最終的に優勝の決め手になった要因は「一番生活が便利になると感じた」ということだったそうです。
どのチームも個性がはっきりしていて審査員の方はかなり苦労されていました。運営として、全チーム短時間で高レベルのアイデアを提案してくださったのでアイデアソンとして価値あるものを作れたのではないかと思っています。
交流会
イベント自体は終了し最後に交流会を開かせてもらいました。今回はオンラインということで参加者をランダムに各ブレイクアウトルームに配属するといった形になりました。各部屋で今回の感想から他愛のない会話を行いメンバー、チーム、審査員という壁をなくした交流会はかなり盛り上がりました。画面越しという条件があったにもかかわらず実際にあったかのように仲良くさせていただいたので、私たちが抱く〜出会おう、新しいヒト、新しいジブン〜という理念は達成できたのではないかと思っております。
最後に
今回のわっかそん初のオンラインイベントは始まりから終わるまで不安な要素がたくさんありました。ですが、いざ当日を終えてみるとその苦労のかいは十分にあったと思っております。今回出会うことが叶った繋がりや経験を大切にし、これからのイベントに活かせて行けたらと思っております。
そしてこのイベントを作成するにあたって多くの方にご協力いただきました。改めましてお礼を申し上げます。
今回を含め私たちのイベントが参加してくださった全ての方の何かのきっかけになればと思っています。そのためにもこれからも様々な活動に全力を尽くさせていただきますので今後とも応援していただければ幸いです。
それではまた次の活動でお会いしましょう。
*1:株式会社ライフ・チアーズ様 ホームページ→https://lifecheers.jimdosite.com
*2:第5回わっかそん 開催レポート→https://wakkathon.hatenablog.com/entry/2020/04/09/113704
わっかそんインタビュー#3 れいさん 〜わっかそんに参加した前と後〜
わっかそんの歴代参加者にインタビューしていく企画!第3弾!!
今回は現在高3で、2016年の第2回わっかそんに当時中2ながら参加してくれ、その後運営メンバーとしても関わってくれたれいさんにインタビューした模様を書いていきたいと思います。
れいさんとはたまたまわっかそんメンバーが手伝いに行っていた高校生向けのイベントで感動の再開を果たし、このインタビューをさせていただくことになったのです。
最近の活動について
(わっかそん運営・Joey)こないだ久しぶりに会ってびっくりもしたし、嬉しくもありました!ということで最近どういうことをしているのか簡単に教えてほしいです。
(れいさん)中1でマイプロ*1に出たときはなにか団体をしていたわけではなく、日々のボランティア活動を発表したんですけど、それを中3まで続けてました。もともとボランティアに興味があって、ボランティア部にも入っていたので、土日とかに単発でボランティアにでかけていました。
(れいさん)でも中3のときに「このボランティア本当に役に立っているのかな」て思いはじめたんです。というのも当時何をやっていたかと言うと、例えばイベントやお祭りのお手伝いをしていて、ふと「色々やってるけど、これは社会問題に関わっているのかな」て思ったんです。
(れいさん)そこで、高校からはなにか一つ(のジャンル)に絞ろうと思っていたところ、友達が「子ども食堂のボランティアに行かない?」と誘ってくれて、一緒に行ったらそこにたまたま同じ学校の先輩がそこでボランティアをしていたんです。そしてその先輩方に「子ども食堂の子どもたちに勉強を教えてほしい」と言われて、そこから始まったのが「高校生による学習支援」という活動でした。その団体に関わらせてもらって、先輩が受験のタイミングで引き継ぎいだので、高1からはその活動を続けていました。
わっかそんに参加したときのこと
(Joey)わっかそんを知ったきっかけはなんですか。
(れいさん)中1のときのマイプロですね。
(Joey)まあそうだろうね笑笑 同じブロックだったからね笑
(Joey)じゃあ、どうして第2回わっかそんに参加しようと思ってくれたんですか。
(れいさん)当時割と何でも色々参加しようっていう性格だったので、そういうの(わっかそん)があると聞いて、じゃあ行こうかな、みたいに思いました。あと、同じブロックでプレゼン聞いてすごいなと思ったので、自分も体験してみたいな、て思ったんだったと思います。
(Joey)そのあと、わっかそんの運営に参加したと思うんですけど、そのきっかけとかってありますか。
(れいさん)なんでだったかな?あんまり覚えてないですね、、笑 なんででしたっけ?
(Joey)なんでだったんだろうね笑 僕らもあんまり覚えてないや笑
わっかそんに参加して、運営を経験して。
(Joey)わっかそんに参加して、その後なにか発展したこととかってありますか。
(れいさん)一番覚えているのは、わっかそんに参加したときにPirika *2の方と同じ班だったんですけど、その活動を知れて、「社会課題に対して面白いアイデアで解決しようとしてる人がいるんだ」て思って、それからPirikaのアプリを入れてみたり、ニュースで見かけたら気にしてみたり、といろいろ興味を持つようになりました。なので、わっかそんはそれを知る切っ掛けになったと思います。
(Joey)では運営メンバーになってみて得たことなんかはありますか。
(れいさん)当時初めてだったんです。運営側、みたいのが。さっきも言ったみたいにボランティアや他のイベントに参加することは多かったんですけど、実際にイベントを主催する、というのは当時中学生だった私には結構貴重だったかな、と思います。
今後のわっかそんについて。
(Joey)わっかそんが再び活動し始めたと聞いてどう思いましたか。
(れいさん)わっかそんの中心メンバーたちが戻ってきたな、わっかそんがまた盛り上がるのかな、て思いました。
(Joey)では今後のわっかそんに期待することや、こうしてほしい、こういうことをしてほしいなどはありますか。
(れいさん)続いていってほしい、と思います。ソーシャルビジネス系の人とか新しい企業の人と出会える場ってすごくいいな、と思うので。そういう「人とのつながり」をどんどん広げてもらったらいいな、と思います。
(れいさん)あと、わっかそんの会場がいつも開放的で議論しやすくていいところだと思います。
(Joey)実は僕らもしたいことがあってね、、、
(もはやインタビュー企画の恒例となりつつある)
(しかも今回はインタビューそのものよりこっちの話のほうが長かったです笑)
(Joey)さて、最後に今後わっかそんに参加する中高生に向けてのなにかメッセージはありますか。
(れいさん)そうですね。大人の人にも、もじもじせずに話しかけに行ったら面白いことが聞けると思います。あと、イベント自体そうですけど、人脈を広げるのにすごくいいと思うから是非積極的に話しかけに行ってほしい。イベントとしては、アイデアを何でも出して楽しんだらいいんじゃないかな、なんて思います。
(Joey)ありがとうございました!受験頑張ってね!
*1:My Project Award:https://myprojects.jp/ (わっかそんも当時高校生団体として参加した).
*2:株式会社Pirika:https://corp.pirika.org/ (第2回わっかそんでご協賛くださいました).
わっかそんインタビュー#2 岩田楽さん 〜わっかそんに内側から関わって〜
わっかそんの歴代参加者にインタビューをしていく企画第二弾!!
今回インタビューさせてもらったのは高校二年生の岩田楽さん。彼は第二回わっかそんに参加してもらったのちに、運営メンバーとして第三回以降のわっかそんを作り上げてくれました。
現運営メンバーとは4年ぶりの再会。背丈も伸び、さらに大人びいた姿に運営メンバーもびっくり笑
そんな彼にわっかそんとの出会い、わっかそんがきっかけとなったこと、そして今彼が何をしているのかということを聞いてきました〜!
今やっていること
(わっかそん運営・Joey)楽くん、お久しぶりです!前会ってから長い月日が経ちましたが、今どのような活動をしていますか?
(岩田くん)高校でボートをやって、学校文化祭の実行委員長、その活動をやっています。また、ボランティアプロジェクトをやっていて、他の方にインタビューをしてそこでどうにか収益を得て、その収益を発展途上国の識字教育にまわしています。それでこの前の1、2ヶ月くらいで十数万円の収益をあげることができました。
(Joey)そのボランティアプロジェクトを始めたきっかけは?
(岩田くん)知り合いから誘われて、「こういうものがあるよ〜」と。僕にはそんなに課題意識はなかったのですけれど、(やっていくうちに)それなりに課題意識が芽生えました。それに色々な方に会える良い機会になるかなと思ったので、それで始めました。
わっかそんとの出会いとそれから
(Joey)わっかそんを知ったきっかけは?
(岩田くん)自分は歴史のワークショップをしていて、それでマイプロでですね*1、わっかそんと同じグループになって(わっかそんを)知りました。すごいことやっているなって思って、第二回わっかそんに参加しました。
(Joey)すごいとは具体的にどういうことですか?
(岩田くん)高校二年生から課題意識を持って行動している姿を見て自分にはできないなと思っていました。
(Joey)運営に参加したきっかけは?
(岩田くん)イベント全体をどう作っていくのかなということを体験してみたくて。
(Joey)わっかそんがきっかけとなったことは?
(岩田くん)以前わっかそんに協賛いただいた企業の方と知り合いになって、中高生向けのイベントに呼んでもらったりとかしました! わっかそんへの熱き応援メッセージ
(Joey)わっかそんが再開すると聞いてどう思いましたか?
(岩田くん)再開を聞いてすごく嬉しくなりました。再開するんだあって。すごく好きな人たちなので(笑)
(Joey)わっかそんに今後期待することは?
(岩田くん)もっと長いのがあるといいかなと思います。逆にすごく短いものもあってもいいかもしれないです。アイデアソンが長いとその裏付けとかするじゃないですか。それナシで笑 長いものではアイデアの実用化までいってもいいかなって思います。
(Joey)本日はわざわざインタビューに応じてもらってありがとうございました。これからもわっかそんをよろしくお願いします!
*1:My Project Award:https://myprojects.jp/ (わっかそんも当時高校生団体として参加した).
わっかそんインタビュー#1 松嶋駿さん ~わっかそんがきっかけとなって~
わっかそんの歴代参加者にインタビューをしていく企画!
第1段は2016年に開催した第二回わっかそんにご参加くださった松嶋駿くんにわっかそんに参加した当時のことやその後のことなどについてインタビューさせていただきました!!
(わっかそん運営・朝倉)松嶋くんお久しぶりですね!
(松嶋くん)お久しぶりです!!
(朝倉)では早速インタビューしていきたいと思います(笑)
最近の活動について
(朝倉)今松嶋くんが何をしているのかについてざっくり話していただけますか?
(松嶋くん)はい。 今は新しいNPO法人を立ち上げて、弊社の理事と事務局長をやっています。ちょうど昨日法人化しました(インタビューの前日は2020年2月13日)。
(松嶋くん)今まではわっかそんが楽しくて、秋田でわっかそんみたいなこと(アイデアソン)をやっていました。そのあと、アイデアソンで考えたアイデアを実際に実行したい、という思いが強くなりました。 これは私が地方、秋田の出身で、地方の人口減少やそれによるインフラの立ち行かなさみたいなことをここ2~3年ですごい進んでいると感じ ——こういうところに特にアイデアソンは使われると思うんですが—— なかなかアイデアが実際に実行されることは少ないと思ったからです。そのような現状をみて、もっとまちづくりのような別の分野でできることを探そうと思ってムラツムギに入りました。
(松嶋くん)ムラツムギというのは、いわゆる中山間地域の支援をする人が集まってできた団体です。 地域活性化ってキーワードは社会教育などと密接に関わってよく出てきますが、いくらワークショップをやってアイデアを出しても実際地方の住民さんの肌感覚や実情とは合ってないことも多いです。役所の方々でそのギャップのようなものはわかっている人も多いですが、行政として活性化しない選択肢もなく、なかなか進まないのが実情です。そこで地方で行政と一緒に新しい考えかたをつくっていこう、ということをしています。
わっかそんに参加して
(朝倉)それでは当時そもそもわっかそんをどこで知ったのか、またなんで参加しようと思ったんでしょうか?
(松嶋くん)わっかそんは、、どこで知ったかな?(笑)
(朝倉)当時だったらfacebookじゃない?
(松嶋くん)たぶんそうだと思います。当時いろいろイベントをひたすら探していて、ひたすら色んなイベントに興味アリを押していたら、「これもおすすめ」みたいなサジェスチョンででてきた流れだった気がします。 わっかそんに参加した理由は、単純に言えば意識高くなりたかったからですね。当時中学校卒業したてで、そっちの世界に入りたくて。参加人数も多くて、歳が近い人がそういうことをしているんだ、という刺激を受けようと思ったんです。当時の自分はアイデアソンという言葉も知らなかったですからね。ストレートに面白そうと思って(参加しました)。
(朝倉)わっかそんに参加してなにかきっかけになりましたか?
(松嶋くん)わっかそんのおかげで今の仕事ができています。それに尽きます。
(朝倉)具体的に言うと?
(松嶋くん)まず第一に、世界が広がった、視野が広がった、ということですね。あと、コネクションがきっかけになって、知り合いの知り合いなどにつながるきっかけになりました。 わっかそんのときに一緒になった人はいま同僚ですからね!ガッツリ自分の会社で理事に入ってもらって、3年以上付き合いがあります。今、彼が一番仲のいい友人だと思います。 あと教育の絡み(注:松嶋くんが参加してくれたわっかそんのテーマは教育系)から興味がどんどん発展していくきっかけになりましたし、自分のイベントの型みたいなのもわっかそんからだいぶ学びました。
(朝倉)わっかそんきっかけで繋がりができたと聞くとすごく嬉しいですね。実はね、、、
わっかそんが再び活動再開して
(朝倉)わっかそんが復活したと聞いて思ったことや復活したからこそわっかそんにやってほしいことがあれば教えて下さい。
(松嶋くん)単純に復活を聞いてまず「あ、行くわ」と思いました。全力で予定を開けようと思ったのと、単純にメンバーの皆さんに会いたいなと思ったのと、何かしら貢献したいな、と思いました。
(松嶋くん)やってほしいこと、、なんだろうな。いっぱいあると思います。私もわっかそんに参加したあと学生団体を始めて、その後いろいろな社会人とつながって仕事になっているという意味で、すごくポテンシャルがある場だし、ストーリーが生まれる場だと思うんですよね。 わっかそんって準備とか企画とか大変だと思うんですけど、イベントとしてかなり出来上がってると思うんです。そういう意味で数打って欲しいです。きっとわっかそんのようなフラットな場をどんどん突き詰めていっぱいやってもらえると私と同じようないい影響を与えられることがいっぱいあると思うので。自分と同じようにと言ったらちょっと傲慢だけど、いい意味の刺激というものを色んな人に与えられる、そういう機会がこれからも細く長く続いていってほしいな、と思います。数打って、ていうのも一つだし、1年に1回でも何十年も続けていくことも価値のあることだと思うので、そういうのも選択肢としてこれからずっと続けていってほしいと思います。
(朝倉)話はつきませんが(笑)そろそろお開きとしましょう。今日はありがとうございました!3月20日もよろしくお願いします!!
第5回わっかそん 開催レポート
こんにちは!わっかそん運営のアサクラです!
令和2年3月20日にTIME SHARING Biz 渋谷宮益坂3Aにて第5回わっかそん「新しいボドゲを考えよう」を開催いたしました。
今回は第5回わっかそんの開催レポートを運営の目線から書いていきたいと思います。
まず、新型コロナウイルスの感染拡大の中、第5回わっかそんの開催にご協力くださった皆様、また参加してくださった皆様に心より感謝申し上げます。皆様のご協力の下、盛会のうちに閉幕いたしました。ありがとうございました。
それでは早速!順番に振り返ってまいりましょう!!
準備編
そもそもわっかそんが正式に再始動し始めたのが令和2年1月3日の新年会(?)でした。ここらへんの話はまた誰かがしてくれるでしょう笑。そこで次の春休み、つまり3月に次のわっかそんをやろうと決めました。そこからは怒涛の日々でした。テーマを決め、場所を決め、協賛してくださるところを探し、タイムスケジュールを詰め、今後の活動についても考え、て感じであっという間でした。
その中でも印象的なのは
- 人集めと宣伝
- 協賛企業との連携
の2つですね。
まず、人集めと宣伝については、3年ほどわっかそんとして活動していなかったこともあり、地道に発信を続けていった、ということに尽きます。
毎日facebook等のSNS*1で投稿をし、YouTubeチャンネルも開設し*2コンスタントに動画を上げ続ける。そして過去にお世話になった方々に久しぶりにご連絡差し上げて、今回もたくさんご協力していただきました。この準備期間に改めてひとのつながり、つまりわっかそんの名前の由来でもある「ひとのわっか」の大切さを身にしみて感じました。
次に協賛企業との連携です。今回はディアシュピール株式会社の川口様と株式会社ピチカートデザインの白坂様にご協賛いただきました。我々がどのようなことをしたいのか、どのようなことを協賛していただきたいのか、そんな話し合いをいくつも乗り越え、お二方のご協力の下、よりレベルの高いわっかそんができたと思います。改めて御礼申し上げます。さらに、今回のテーマであるボードゲームについてより広く知っていただくべく、お二方にインタビューを行い、Youtubeで公開しました*3。詳しくはYouTube本編を見ていただきたいですが、ボードゲームカフェを営むお二人だからこそ言えるボードゲームの魅力等を語っていただいております。
できる準備をすべて終え、いよいよ当日です!!
当日編
準備〜テーマ紹介
恥ずかしながら、僕は(他のメンバーもそうだと思いますが)当日結構緊張しておりました笑。なんせ3年ぶりのわっかそん!さらに我々(アサクラ・カジ・Joey)が表舞台に経つのは実に第2回わっかそん以来4年ぶり!緊張もします笑。そんな中、当日会場の準備をし、参加者の方々を迎え入れ、それぞれのチームでぎこちなく挨拶など交わしている様子を見ている内にどんどんと「やるぞ!!」と自信とやる気に満ち溢れていきました。ここはわっかそんの新しい出発で、ここから始まって大きくしていくんだ!と。
11時。いよいよ第5回わっかそんスタートです。堅苦しい挨拶(笑)やテーマ発表・当日のスケジュール等を話し、協賛してくださった川口さんと白坂さんに新しいボードゲームを考えるにあたって、というテーマで登壇してボードゲームについて話していただきました。この内容について少し話したいと思います。
お二人がおっしゃっていたボドゲを考えるコツは
- 誰もが一度は経験したことのある遊び
- ワンアイデア
を考えてみる、ということ。つまり、神経衰弱やしりとりなどからサッカーなどまで、子供の頃に誰もが純粋に楽しんだ単純な遊びをボードゲームに落とし込んでみる、さらにそこにボドゲならではのちょっとしたワンアイデアを入れ、他プレイヤーとコミュニケーションが取れるようにしたりすると面白い、というお話でした。この話はアイデアソン本編で新しいボドゲを考える切っ掛けとして非常に参考となるものだったと思います。
アイスブレイク
そして11時30分になり、アイスブレイクが始まりました。そもそもアイスブレイクとは
面識のない人同士が集まる場面などで初対面の緊張感を和らげ、お互いに打ち解けるきっかけをつくるための手法、あるいはそれを行う活動時間を指す言葉(参照:人事労務用語辞典)
なのですが、今回はそのアイスブレイクとして「キャット&チョコレート」というボードゲームを採用しました。
「キャット&チョコレート」とは日常的な問題(例:サボっているところを見つかりそうなど)を手持ちのアイテムカード(例:ラーメン・着物・おかんなど)を使って切り抜ける方法を考える、というもの。アイテムの使い方や問題の捉え方を変えてみるなど、発想力が求められるゲームです。
今回はチーム戦で行い、各チーム1つの問題に対して5つ程度のアイテムをすべて使って解決するというルールにしました。第1ラウンドのシンキングタイムは6分。厳しい時間制限の中チームで協力してアイデアを出し、どのチームも独創的なアイデアで乗り切っていました。
第2ラウンドは全チーム同じ「逆向きの新幹線に乗ってしまった」というお題。しかしシンキングタイムはなんと3分!第2ラウンドで面白かったのは多くのチームがかなり物騒なアイデアを持ってきたところ笑。時間のない中で追い込まれると人間は物騒な発想になりがちなんだな、ということがわかって面白かったです笑
さて、これ実は前日に運営メンバーでシュミレーションを行ったのですが、めちゃくちゃ難しいということはわかった上でこの無茶苦茶な時間設定とさせていただきました笑。しかし、この「キャット&チョコレート」のおかげでチームの仲はバッチリ縮まったのではないでしょうか!?
アイデアソン
12時15分。いよいよ「新しいボドゲを考えよう」をテーマにアイデアソンがスタートです。
アイデアソンとはそもそも「アイデア」と「マラソン」をかけ合わせた造語で、特定のテーマに対して、時間制限の中、チームで競いながら新しいアイデアを生み出すイベントのことです。
今回は「新しいボドゲを考えよう」というテーマで時間は約3時間で行いました。先程のアイスブレイクによって距離が縮まった各チームはそれぞれのアプローチの仕方でアイデアを出していきます。あるチームは一般的な遊びの中からボドゲにできるものを選び、あるチームは学園モノというテーマから攻め、また別のチームはコミュニケーションの仕方を模索し、ボドゲを通して学問につなげようとするチームもあり、みていて面白かったです。
議論が煮詰まってしまうタイミングもありましたが、今までの参加者であったり、わっかそん運営メンバーや審査員の方々の助言を受け、どのチームもそれぞれのオリジナリティを出しながらアイデアをまとめていきました。
さて、今回のテーマの醍醐味でもあったと思いますが、議論の最中どのチームも実際にアイデアをゲームとして形にして試行錯誤していました。アイデアを実際に形にすることが簡単なのもボドゲの魅力です。実際にプレーしてみるとルールに穴があったり、ゲームバランスが悪かったりすることがわかります。そうやって机上の空論で終わらせず、現実に見合ったアイデアを生み出していくのがアイデアソンの魅力であり価値であると思います。
プレゼン
15時20分。約3時間のアイデアソンの時間はあっという間に過ぎ去り、議論をまとめ、発表の時間です。ここで各チームのアイデアについて簡単にまとめていきたいと思います。
チーム「#春から早稲田」
このチームは「Mission Possible?」というジェスチャーと会話を通して行うコミュニケーションの形としてのゲームを提案しました。このゲームは回答者(1人)と演者(回答者以外)に分かれて行います。
ミッションカードと呼ばれるなんらかのジェスチャー等のミッション(例えば水を飲む、など)が書かれたカードを1枚ずつ演者に配ります。それぞれ自分のミッションだけを確認し、回答者はこのミッションカードと同じだけのダミーカードを混ぜて回収します。次に演者たちは「スポーツ」などのお題が書かれた話題カードを全体で1枚引き、その話題について話しながら自分のミッションをこなします。ただし、そのミッションが回答者にばれないようにダミーを交えつつ行わなくてはならず、親はその会話の様子を見ながら、それぞれの演者のミッションを推測して当てる、というゲームです。
演者たちは自分のミッションがばれないように他の人のまねをしてカムフラージュをするので、他の人の動きを観察することにもなり、コミュニケーションツールとしてすごく有用なボードゲームだと思いました。
チーム「たかしくんと仲間たち」
このチームのテーマはズバリ「陽キャ度」!ゲーム名は「Youは陽キャ?」
1人のプレイヤー(Aさんとします)が趣味・部活・イベントの設定を先にカードによって決められ、さらに陽キャ度を表す数字が書かれたカードを他のプレイヤーに見えないように引きます。設定に沿った他プレイヤーの質問に対して、その陽キャ度に合うように答え、Aさん以外のプレイヤーがそのAさんの陽キャ度を推測して当てる、というゲームです。
各世代により、陽キャ陰キャのイメージは違い、世代ごとに学生時代のあるあるネタで盛り上がる、そんな今までになかったテーマのボドゲでした。
チーム「ハーレム」
このチームは漢字に目をつけ、”Scrabble" という米英の単語を作成して得点を競うボードゲームの日本語版を作ることを試みました。
ルールは、予め漢字1つをマス目に置き、手札として渡された漢字を熟語ができるようにマス目に当てはめ、熟語を作るごとにポイントが加算されていくというもの。熟語の作りやすさによって各漢字にポイントが割り振られています。面白いのは熟語が作れなくなった場合、強引に造語を作ることができ、そのプレゼンが説得力を帯びていれば得点が入るのです!
語彙力だけでなく、いつの時代も必要となるプレゼン力・アドリブ力を鍛え上げられそうな身になるボドゲです。
チーム「チーム3番」
このチームは古くからある子供の遊び:ドロケイがテーマのボドゲを発表しました。
ルールは宝物を警察側が隠し、泥棒がそれを見つけて警察側に捕まるまでにアジトまで持って帰るというもの。捕まると宝は没収され、更にもう一度別の場所に隠されてしまいます。ドロボウが捕まった場合は牢屋に入り、仲間が助けてくれるか、サイコロで6を出すと逃げ出すことができます。このゲームはサイコロを用いてその目によって状況が大きく左右され、さらにヒントや特殊なアイテム(+1~3マス進む等)もあるため、後半になるほどスリル満点な展開となります。
このチームは早くにドロケイというテーマを定め、ゲームバランスを平等にするために細かなルールまで決めていて、戦略の組み方も様々でゲーム性の高いボドゲだと思いました。
各チームの発表の後、審査員の方や発表チーム以外のチームからそれぞれ鋭い質疑応答があり、どのチームも自分たちのアイデアについて存分にプレゼンしていました。
結果発表
16時15分。審査の時間を終え、ドキドキの結果発表です。
優勝チームは........
たかしくんと仲間たち!!
陽キャ度という発想やそれをボドゲに落とし込むアイデアは大変素晴らしいものがありました!改めておめでとうございます!!
景品として運営からは賞状が、審査員の方からは3つのボードゲームが優勝チームメンバー全員に贈呈されました。
結果発表のあと、審査員の方から全体の講評をいただきました。その中で、「どのチームも様々な切り口からテーマやアイデアを発想し、短時間でまとめ上げ、実現性・斬新性ともに審査員の想定以上のもので、審査は大変僅差だった」と言っていただき、第5回わっかそんも大変みのりある会になったのではないかと思います。
交流会
16時30分。アイデアソンとしてのイベントは終わり、交流会となりました。参加者や審査員の方々、運営メンバーが分け隔てなく、ボドゲについてや全く関係ないことまで自由に交流し、わっかそんの目指す「ひとのわっか」も大いに広がったんじゃないでしょうか。
最後に参加者の方にも手伝っていただきながら片付けをし、18時に第5回わっかそんは盛況の内に閉幕となりました。
最後に
改めて、第5回わっかそんに携わってくださったすべての方々に御礼申し上げます。我々としても久々のアイデアソン運営であり、そんな中でアイデアソンの楽しさやそれを運営する面白さについて再認識することができました。
また、今回出てきたアイデアは本当にどれも興味深いもので、ボドゲとしてもっとルールをより詳細に定めてプレイしてみたいなと素直に思いました。
我々わっかそんはこれからも「出会おう、新しいヒト、新しいジブン」を理念にそのような体験ができる場を作るために精力的に活動して参りたいと思っています。第6回以降のわっかそんやそれ以外のイベントも鋭意企画中ですので、今後ともご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
以上、第5回わっかそん開催レポートでした!!
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*3:【第五回わっかそん直前企画】ディアシュピール株式会社の川口さんにインタビュー→ https://www.youtube.com/watch?v=7NeOHdNv18A&t=16s
【第五回わっかそん直前企画】株式会社ピチカートデザインの白坂さんにインタビュー→ https://www.youtube.com/watch?v=fGIHeM0uMW0