わっかそんインタビュー#5 相澤美波さん ~わっかそんとの出会い~
わっかそん運営のぐっさんです!
わっかそんの歴代参加者にインタビューをしていく企画第5弾!!
今回インタビューさせてもらったのは大学3年生の相澤美波さん(通称ざわさん)。彼女は第2回おうち dé わっかそんに参加したのちに、運営メンバーとして加わってくれました。
そんな彼女に自己紹介をはじめ、わっかそんとの出会いや今後の展望についてお話を聞いてみました!
今やっている事
(ぐっさん)さっそくですが、まずはじめに簡単に自己紹介をお願いします。
(ざわさん)静岡県出身の相澤美波と申します。大学に進学すると同時に地元を離れ、今は2人の姉と一緒に横浜に住んでいます。私は小さい時から運動することが大好きで、水泳・陸上・バスケットボールなど様々なスポーツを経験してきました。大学ではスポーツを専門に学びたいと思い、日本体育大学に進学しました。現在、大学3年生です。大学ではスポーツについてはもちろんですが、保健体育の教員免許を取得するために教育学も学んでいます。
(ぐっさん)広くスポーツに対して興味を持っているのですね。なにか趣味などはありますか?
(ざわさん)旅行がとても好きです。国内旅行も好きですが、大学1年生の時に初めて海外旅行をして、自分の知らない世界を知る楽しさに気付きました。実際に現地に足を運び、知らない文化や価値観に肌で感じることはとても刺激的で、私の視野を大きく広げてくれました。今は新型コロナウイルスの影響で海外旅行が出来ませんが、まだまだ行ってみたい国がたくさんあります!
わっかそんとの出会い
(ぐっさん)ざわさんは第2回おうち dé わっかそん*1を機会に運営メンバーに入ってくれましたよね!そもそもわっかそんという団体に出会ったきっかけを教えて下さい。
(ざわさん)インターン先で紹介して頂きわっかそんを知りました。私は将来、故郷である東伊豆に戻って地域おこしをしたいと考えています。その第一歩として、東伊豆で地域づくりをされているローカルデザインネットワークさんに依頼をし、大学の長期休暇を利用して8月の1ヶ月間活動に携わらせて頂いています。そのとき、東伊豆のアフターコロナツーリズムをテーマとした第2回おうち dé わっかそん*2 を紹介して頂きました。
(ぐっさん)きっかけはインターン先だったのですね。わっかそんの運営メンバーに入って間もないですが、わっかそんと出会ってから何か変化した事はありますか?
(ざわさん)日々の生活がアイデアで溢れていることに気付かされました。わっかそんの企画で行っているアイデアソンのように、何かの問題に対してアイデアを考える場面は日常生活に多く、気づかないうちにアイデアソンをしていることが分かりました。
また、多くの人の視点や考えに触れながら、自分1人だけでは発想できないアイデアを生み出せることがとても楽しかったです!アイデアソンの奥深さに強く興味を惹きつけられました。
(ぐっさん)僕たちのイベントでアイデアソンに関心を持ってくれて本当に嬉しいです!今後、運営としてやってみたい企画や活動などはありますか?
(ざわさん)企業と消費者を結ぶアイデアソンイベントを企画してみたいです。例えば、食品関係の企業であれば、消費者がどんな商品を求めているのかというニーズを知りたいと思います。逆に消費者は、この食品メーカーにこんなものを売ってほしいという願望があると思います。両者を結びつけてアイデアソンを行うことで、消費者にマッチした新しい商品が誕生するのではないかと考えています。食品だけに限らず、日常生活のあらゆるところで消費者がふと気づく、不便さや悩みを企業側に伝えることで、何か新しいアイデアが浮かぶのではないかと思っています。
(ぐっさん)企業の方が普段から調べ想定しておられる消費者像とは異なった、より深い根本的なニーズを見つけられるイベントになれば双方に学びがありそうですね!では、最後に一言お願いします。
(ざわさん)私は企画部(協賛してくださる企業を探したり、イベントを発案・実現していく部署)に入ることになりました。新メンバーとして今までになかった視点を取り入れたり、多くの人に興味を持ってもらえるような企画ができたりしたらいいなと考えています。女性としての視点や、体育大生としての視点など、私の個性を生かし、わっかそんという団体に少しでも良い影響を与えられたらなと考えています!
(ぐっさん)新企画が楽しみですね!今日はありがとうございました。
*1:ローカルデザインネットワークさん
https://www.facebook.com/localdesignnetwork/
第2回おうち dé わっかそんでご協賛くださいました。
*2:第2回おうち dé わっかそんは、わっかそんが企画したオンラインアイデアソンイベントです。その模様は以下のわっかそんオフィシャルブログにて。
鎌倉×わっかそん 開催レポート
(10分で読めます)
こんにちは!今年は夏らしいイベントが少ないですね。私的には花火大会がないのが一番寂しいです。寂しさのあまり、昨日コンビニで線香花火を購入し、一人ベランダでパチパチしてみました。私の主観で心の寂しさ難易度を位置付けると、「一人映画」<「一人花火」<「一人焼肉」くらいだった気がします。わっかそん運営のぐっさんです!
本記事では8/16(日)に開催された「鎌倉×わっかそん」のご報告をさせていただきます!
その前に、初めてこの記事でわっかそんを目にされた方のためにいくつかリンクを貼っておきます!
それでは、本題へ!
イベントの概要
今回の内容は、鎌倉学園ESS部のみなさんが企画されている「オンラインツアー*4」に、社会人の視点を取り入れてより良いものにしていこうというものでした。鎌倉学園ESS部では、例年鎌倉を訪れる外国人観光客の方に対して、英語で観光地をガイドする取り組みをされています。しかし、コロナ禍の影響で、今年はZoomを用いたオンランツアーの準備が進められています。具体的には、生徒さんが自ら鎌倉の観光地に赴き、ゲストの方と対話をしながらその場所の魅力を伝えるというものです。
「鎌倉×わっかそん」が開催される少し前に、私もツアーのリハーサルに参加させていただきました。中高生とは思えないほど丁寧なガイドが企画されていました。
一方で、「オンラインのツアーであること」が障害になっている部分もいくつか見受けられました。最も大きなものは「臨場感の不足」です。カメラワークや音声のやり取りのラグ、オンライン特有の説明と質疑応答のリズムの単調さなどにより、「観光地を訪れているときのワクワク感」が減衰してしまっているように思いました。
しかし、本当は「オンラインで、しかもLIVEで行うツアー」だからこその良さを出していくことができるはずです。中高生である彼らが観光地の「現地」に赴き、そこで様々な企画を展開し、さらにはゲストと相互にやり取りできる状況は、「YouTubeに上がっている観光地の綺麗な動画」などとは明確に差別化ができます。
そこで、共催してくださったかまくら英訳観光協会(KETA*5)の皆さんや、ESS部の顧問の先生と協議をした結果、
臨場感あふれるオンラインツーリズム
というテーマでイベントを開催することとなりました。
なお今回の「鎌倉×わっかそん」はコロナ禍の現状を踏まえてオンラインで開催しました。中高生2-3人のグループに社会人の方(と、班によっては運営メンター)を加えたメンバーで話し合いを行いました。ビデオ通話特有の疲労を考慮に入れた結果、今回のイベントも3時間30分という時間設定で行いました。(実際には少し延長をしてしまいました。次回以降はタイムスケジュールをうまく調整できるようにいたします。)
アイデアソンの内容
本編のアイデアソンの時間。まず中高生から社会人の方に、自分たちのオンラインツアーの概況を共有してもらいました。その後、テーマである「臨場感あふれるオンラインツーリズム」に沿って、「オンラインのLIVE配信ならではの良さはなにか」「旅行での臨場感はどのように生まれるのか」「現状のオンラインツアーが抱える課題はなにか」などといった問いから議論を進めてもらいました。
私がメンターをしていた班での様子を紹介します。
オンラインのLIVE配信ならではの良さについては、「ゲストとの相互交流ができる」「家にいながらにして観光ができる」「旅費がかからない」「見所を整理して伝えることができる」などの意見が挙がりました。
また旅行での臨場感については、「小さく見えていた大仏が近づくにつれ大きくなっていくとき」「気になるお土産屋さんを選んだり、実際の品物を物色したりしているとき」「人力車に乗って視点が高くなったとき」などに感じられるという話になりました。
そして現状の課題については、「ゲストが実際に体験できる内容が欠けている」「名所を巡る際、その中での移動時間が間延びしている」「ゲストが買い物できない」「五感と結びついた感動が欠けている」などが挙がりました。
これらを踏まえて自由にブレストを進めるなかで、「夜の人がいなくなった鎌倉など”通”な鎌倉をPRしたい」「観光客の消費を増やすことを考えると、コロナ禍が終わった後実際に鎌倉に来てもらうことを目標にしたい」「生で見に来てくれたときに気づきにつながるような、豆知識を提供してはどうか」などと話が膨らんでいきました。
最終的にはこれらを総合して、「参加したあとに実際に訪れたくなるツアー」としてプレゼンを行うこととなりました。具体的な内容としては、
- お土産屋さんに入って地元の名産品について語ってもらうが、その場であえて購入できないようにすることで、実際に来たときに立ち寄ってもらえるようにする
- 生で見て気づいてほしいポイントをたくさん伝える(鎌倉大仏の背中の扉など)
- 人力車の目線映像など、臨場感のあるカメラワークを採用する
- 夜の鎌倉など、東京に泊まることの多い観光客が見過ごしてしまいがちな情景を見せる
などを盛り込みました。
プレゼン紹介
今回は7チームを2グループに分けて予選を行い、勝ち残った2チームで決勝を行いました。
本記事ではその2チームのプレゼン発表を紹介していきたいと思います!
「ذكرى(ジクラ)」
このチームが提案したのは、「鎌倉散策の醍醐味を味わってもらうオンラインツアー」です。具体的な内容としては、
- ゲストに対して小町通りのお土産さんを紹介し、ゲストの希望する食品や雑貨を代わりに購入・送付する
- お店と連携し、お土産の製造過程を写真や動画を介して公開する
- カメラを取り付けた自転車で海岸線を走ることで、ツアー中いつでも鎌倉の海の魅力を知ってもらえるようにする
など、当初課題となっていた旅のワクワク感の再現を可能にするとともに、ツアー間の時間を充実させることにも寄与するアイデアがたくさん含まれていました。この班の特徴としては中高生ならではの枠に囚われない思考が色濃く反映されていたことが挙げられます。とりわけ、お土産の購入方法として口座振込の他に物々交換(ゲストの住むエリアの特産品で、購入した鎌倉のお土産と同等の価値があるものを代わりに送ってもらう)が挙げられていたことはその象徴でした。物々交換を行うことでゲストとの相互理解が深まれば、「観光」にまた新たな価値が生まれるかもしれませんね!
「コーララムネ」
このチームが提案したのは、「鎌倉で働く人たちと共に作る体験型オンラインツアー」です。具体的な内容としては、
- お寺の住職さんや、和菓子店の方などに歴史などを語ってもらい、それを同時に通訳して伝える
- 座禅のオンライン体験を行う
- 抹茶のキットを送り、報告寺の景色を画面で見ながら飲んでもらう
- けんちん汁を一緒に作る
など、様々な体験を楽しむ内容が盛り込まれていました。オンラインの弱点である臨場感の不足を「体験」というかたちで補おうとした案でした。特にお寺の住職さんに話を聞くというアイデアは、中高生という営利目的を持っていない立場だからこそ、実現しやすいものであったと思います。
審査結果発表
今回は、
の4つの基準で審査を行いました。
また審査員として、鎌倉市市長長の松尾崇さまや、株式会社KNOT WORLD取締役の河野有さま、そしてKETAのみなさまをお招きし、厳正に選考を行いました。
ドキドキワクワクの結果発表、、優勝は、、、
チーム「コーララムネ」!!
決め手は「鎌倉学園の生徒であることを活かして、ゲストに発見をもたらすことができる」ことだったようです。
どのチームもそれぞれ良さがあるアイデアでしたし、さらに審査員の方から各チームにコメントをいただいたことで、新しい視点や学びが得られたのではないかと思います。また個人的には、審査基準にはうまくハマっていなかったものの、「もし実現したら、、」とワクワクするアイデアと出会うこともできました。
今回のアイデアを踏まえて、ESS部の生徒さんたち自身で、実際のオンラインツアーに取り込んでいくべき要素を検討してくれるとお聞きしています。生まれ変わったオンラインツアーが一体どうなるのか、わっかそん一同心から楽しみにしています。
最後に
このイベントを開催するにあたって、KETAのみなさまやESS部の顧問の先生をはじめ、たくさんの方にご協力いただきました。改めましてお礼を申し上げます。ESS部のみなさんはもちろんですが、関わってくださった全ての方にとって、「鎌倉×わっかそん」が何か変化を生むきっかけになっていれば幸いです。
それではまた次のイベントでお会いしましょう!
第2回おうち dé わっかそん 開催レポート
(15分で読めます)
はじめまして!わっかそん運営のぐっさんです!わっかそんには6月に入ったばかりで、SNSの中の人やブログの管理、Youtubeのサムネ作りなどのお仕事に携わっています。
怠惰な私が今週リゼロにハマってしまったせいでかなり報告が遅くなってしまい恐縮ですが、前回の第2回おうち dé わっかそんの開催報告をさせていただきます。
その前に、初めてこの記事でわっかそんを目にされた方のためにいくつかリンクを貼っておきます!
それでは、本題へ!
イベントの概要
「第2回おうち dé わっかそん」は、コロナ禍の影響で、前回に引き続きオンラインでのイベントになりました。ビデオ通話特有の疲労を考慮に入れた結果、今回も3時間30分という時間設定で行うこととなりました。また、初対面の壁を崩して話し合いを活発に進めるべく、運営メンバーをメンターとして各グループに置いてイベントを行いました。
テーマについては、協賛してくださったNPO法人ローカルデザインネットワークさまとの話し合いの結果、
アフターコロナツーリズム@東伊豆
でアイデアソンを行いました。現在壊滅的なダメージを受けている旅行業界が、コロナ禍をどう乗り越えていけばいいのか、まさに切迫した重要な課題だったのではないかと思います。このあとで紹介するアイデアもこのテーマに沿ったものなので、頭の片隅に置いて読み進めてください。
今回はオンラインの利点を活かし、東伊豆に関わりのない方からもたくさんのご参加をいただきました。そのため、東伊豆の現状や観光資源に関わるインプットをあらかじめ済ませるべく、協賛の方に事前資料を作成いただきました。事前資料では、食や観光スポットをはじめとする東伊豆の魅力から、地域の産業構造や抱えている課題まで、網羅的な情報を提供していただきました。
アイスブレイク
わっかそんのイベントでは、初対面の人が打ち解けて話すことができるように、アイスブレイクを行うようにしています。簡単なゲームのようなものですね。
今回のアイスブレイクは、班対抗で『アキネーターゲーム』を行いました。このアキネーターゲームですが、ルールは簡単。司会者(運営メンターが務めました)に「Yes」か「No」で答えられる質問をして、司会者のみが知っているお題を当てるというものです。私の大好きな霜降り明星さんのYouTube*4から、パクら拝借させていただきました!
しかし!私たちのアイスブレイクはこれにとどまりません。今回設けた特別ルールは…「質問をする前に必ず自分について一言紹介する」というものです。例えば、「僕は高校のとき30通のラブレターをもらいました。お題の人はジャニーズに入っていますか?」みたいな調子です。この追加ルールによって、
- 参加者同士がおのおのの情報(しかも、かなりくだけた、ひととなりがわかるもの)を知ることができること
- 「お題に関する質問」と「自己紹介」を同時に急いで考えないといけないので、必然的にかなりカオスな、砕けた場になること
を見込んでいました。
実際に私がメンターをした班は、テンポよく答えに迫っていき、その過程でワイワイ発言する雰囲気を作れたと感じています。
ただ一点、改善の余地がある点として、このゲームが「相互交流」を生まないゲームであったことに気づきました。つまり、このゲームは”質問者”と”司会者”の”一問一答”の構図を持っており、周りの人がそのやりとりに入っていきづらいという構造的な問題があったということです。質問者がせっかく自己紹介してくれても、その話題を参加者どうしで広げていくことは(ゲームの途中には)できません。
今回の経験から、アイスブレイクに用いるゲームには
- 自分のパーソナルな情報を開示できること
- 参加者の全員が、それぞれ言葉を交わすことができること
の2点が必要であると認識しました。そう考えると前回の『オンラインしりとり』は結構優秀だったのかも。。。次回以降のイベントで活かしていきます。
アイデアソン本編
本編のアイデアソンの時間。テーマである「アフターコロナツーリズム@東伊豆」に沿って、多くの班は「アフターコロナの世界」を考えることから話を始めていました。
私がメンターをしていた班では、「アフターコロナの世界でコロナ以前と変わっていること」から話を始め、前提をすり合わせた後に、「伝えるべき伊豆の魅力とその方法」について話し合いました。コロナ禍の影響によってアウトドア志向が強まるなか、伊豆のどの観光資源を、どのように活かしていくのかという視点で議論が進んでいきました。「タカと一緒に飛べるパラグライダーが細野高原にあるから、それに工夫ができないか」「自転車専用の道路を活用したい」「スタンプラリーを開催すれば、来場者が少ない観光地にテコ入れできるのでは」などと、様々な角度からの意見を共有することができました。
初メンターの感想
今回初めてメンターとして参加して、もっとも印象的だったのは議論の加速感です。議論の進行にまだ不慣れな部分がある私は、「本当に議論が2時間で収束するのだろうか」と少し不安に思いながら携わっていました。実際、1時間話し合った段階では、まだ案の骨子すら定まっていませんでした。しかし、プレゼン直前になると話し合いが加速し、案としてまとまって着地していきました。
ここに一つ考えるポイントがあると感じました。話し合いが加速した要因として、時間が迫っていたことのほかに、
- プレゼンする人を定めたこと
が明確に挙げられます。すなわち、参加しているメンバーに対して果たすべき責任の所在がはっきりしたとき、議論にスピード感が生まれたということです。
普段、議論を行う際、そこには必ず「肩書き」が存在し、各々が果たすべき役割がある程度明確になっています。企業や団体の中での議論なら、話をまとめる「上司」「リーダー」がいるはずです。彼らは、様々な意見を整理し、最終的に自分の持っている権限で、議論を収束させることができるでしょう。違うバックグラウンドを持った人が議論するとき(インターネットでの対談など)なら、彼らは何らかのポジション(例えば、〇〇という法案に反対するという立場)を持っているはずです。彼らは、相手の意見を聞いて適宜意見を修正しながら、自分のポジションにしたがって発言すればいいでしょう。
しかし、私たちのイベントでは(プレゼンする人を定めるまでは)基本的に参加者はフラットな関係性にあり、またなんのポジションも取っていない状況にあります。これには当然メリットとデメリットがあり、またアイデアソンの特徴の一つでもあると考えています。このような議論が行われるときに、参加者が果たすべき役割はいったいどのようなものか、そこで運営側の「メンター」という、ある種の権限を持った人物はどう振る舞うべきか、そもそもメンターは必要なのか、もっともっと考えていく必要を感じました。
プレゼン発表
それでは、各チームのプレゼン発表を紹介していきます!
げんなり寿司
このチームが提案したのは、「夜市マルシェの開催」でした。ターゲットはコロナ収束後に東伊豆に長期滞在する観光客。東伊豆には地元の人がよく知るローカルな魅力が多くある(げんなり寿司もそのひとつ)けれど、それらの多くは外からくる観光客に知られていないことに着目して、夜市マルシェを地元の人と観光客との交流の場とし、地元ならではの情報を観光客が知る機会を設ける、というアイデアでした。また、夜市マルシェには地元の人たちの新たなコミュニティとしての側面があることも、魅力的なポイントでした。
チーム171cm
このチームからは「温泉」をPRするアイデアが出ました。具体的には、ターゲットを女性に絞り、きれいな景色が見えることをアピールしたり、施設を整えたりすることで、ファーストインパクトと口コミの向上を目指すというものでした。周辺の温泉にも行けるような無料バスや、地元料理を調理しているところから楽しんでもらうランチ、夕日がきれいな細野高原へのツアープランなど、詳細に定まった案でした。ターゲットや伝えたい魅力が明確に定まっていて、かつ現実的で具体的なアイデアでした。
トーヨーとイナコー
このチームは「山」をPRするアイデアを提案していました。具体的には、広く雄大な自然が味わえる細野高原について、海の幸のバーベキューや、アウトドア体験などで魅力を味わってもらうというものでした。また、「海の家」をもじった「山の家」を作り、東伊豆のローカルフードを提供するというアイデアも盛り込まれていました。ソーシャルディスタンスが取りやすい「山」をPRするアイデアは、テーマにぴったりくるものだったと思いました。
Young People
このチームは「with コロナ」と「after コロナ」を明確に分けたPR戦略に関するプレゼンでした。「after コロナ」のタイミングから観光のために活動してもなかなか集客できないだろう、という観点から「with コロナ」の期間からできることとそれに繋げる形での「アフターコロナツーリズム」を提案していました。具体的には、with コロナの時期には東伊豆の名産品のオンラインショップを作り、東伊豆について知ってもらい、after コロナのタイミングで体験型のツアーを企画するというものでした。
チーム御朱印
このチームのアイデアは「御朱印自転車フォトラリー」というものでした。これは既存のイベント「御朱印さんぽ*5」を発展させたもので、SNS をよく利用する観光客をターゲットにフォトラリーとしてゲーム性をもたせた企画でした。コロナへの対策として公共交通機関の利用を避けた自転車移動に着目していました。観光客が SNS に投稿するフォトコンテストを企画して拡散を目論み、同時にその入賞商品を地元で使える割引券などにすることで、リピーター増を狙っていました。既存のイベントに新しい要素を加える視点で、実現性の高いアイデアでした。
審査結果発表
プレゼンに対して、
- 観光資源の活用が考えられているか
- 審査員が取り組みたい!と思えるか
- プレゼンにワクワクが感じられるか
の3つの基準で審査を行いました。
ドキドキワクワクの結果発表、、優勝は、、、
チーム「げんなり寿司」!!
決め手は「観光客にも地元の人にも魅力的なアイデアであったこと」だったようです。
どのチームもそれぞれ良さがあるアイデアでしたし、さらに審査員の方から各チームにコメントをいただいたことで、新しい視点や学びが得られたのではないかと思います。
また、今回のアイデアを踏まえて、実現に向けて取り組むイベント(おいわっかそん)も開催予定です。今回参加者の皆さんや、運営メンバー、さらには審査員の方々も含めて、このアイデアをよりブラッシュアップしていきたいと考えています。
優勝賞品については、協賛の方に現地の素敵な特産品などをさまざまご準備いただき、後日お届けしました。
交流会の様子
最後に交流会を開きました。オンラインということで、参加者をランダムに各ブレイクアウトルームに振り分けるといったかたちで行いました。議論や発表の感想などざっくばらんな会話を行い、メンバー、チーム、審査員などといった壁をなくすことができた場だったと思います。〜出会おう、新しいヒト、新しいジブン〜という私たちの理念を実現できていたら嬉しいです。
最後に
団体として一つの目標であった、地方創生をテーマとしたアイデアソンを開催でき、本当に嬉しく思っております。今回の出会いや経験を大切に、今後につなげていきたいと思っています。
そして第2回おうち dé わっかそんを開催するにあたって、NPO法人ローカルデザインネットワークさまをはじめ、たくさんの方にご協力いただきました。改めてお礼を申し上げます。
私たちのイベントが関わってくださった全ての方にとって、何か変化を生むきっかけになればと思っています。これからも様々な活動に全力を尽くしていきます。今後とも応援していただければ幸いです。
それではまた次のイベントでお会いしましょう!
アイデアソンとはなにか。雑談であり、新規事業立案であり、そのどちらでもないもの。
こんにちは!昔掃除って苦手だったんですけど、ステイホームしながら暇すぎてあちこち掃除してたら掃除が習慣化されて、綺麗好きになりました。家にこもることも悪いことばかりではありませんね!わっかそん代表の朝倉です。
依然として新型コロナウイルス蔓延の影響で対面でのイベント開催が難しく、今まで対面で行ってきたアイデアソンをオンラインで行っております。そのような活動の中で、改めて「(オンラインになっても失われない)アイデアソンの本質は何なのか」「何をもってアイデアソンをアイデアソンたらしめるのか」などについて考える機会となったので、この機会に考えてみたことを整理しながらお伝えしたいと思います。
アイデアソンについて全く知らない方にも、すでに知っている方にも新たな魅力をお伝えできればと思っております。
- アイデアソンの辞書的な意味:アイデアソン=アイデア+マラソン
- ある日、友人と、居酒屋で。アイデアはいつだって突然に。
- アイデアソンは雑談なのか。
- アイデアソンは新規事業立案なのか。
- まとめ:アイデアソンとは
アイデアソンの辞書的な意味:アイデアソン=アイデア+マラソン
まずアイデアソンの辞書的な意味を見ていきましょう。
アイデアソンとは、同じテーマについて皆で集中的にアイデアを出し合うことにより、新たな発想を創出しようとする取り組みのこと、および、そうした取り組みを主とするイベントのことである。(IT用語辞典バイナリ)
端的でわかりやすいですね〜。
歴史をみていくと、元々はハッカソンの前段階として生まれたもののようです。ちなみにハッカソンとは
ハッカソンとは、同じテーマに興味を持った開発者が集まり、協議・協力しながら集中的にコーディングを行う催しである。(IT用語辞典バイナリ)
そう、元々はまるで「マラソン」のように、与えられた時間の中でプログラミングに没頭し、アイデアや成果を競い合う開発イベント=ハッカソンの「アイデア出し」の部分だったのです。それが近年ではアイデアソン単独で開催されるようになり、ハッカソンより参加の敷居が低いイベントとして確立されました。
さて、ここで「マラソン」というキーワードが出てきました。もうおわかりかと思いますが、「アイデアソン」という言葉は「アイデア」と「マラソン」をかけ合わせたもので、つまり「決まった時間で集中的にアイデア創出をするイベント」だと言えるでしょう(ちなみに「ハッカソン」はハッカーなどでも馴染みのある「ハック (hack)」と「マラソン」をかけ合わせた言葉です)。
ある日、友人と、居酒屋で。アイデアはいつだって突然に。
ところで全然関係ないですが、僕には友人がいます。その友人とはよく一緒にご飯に行き、過去のことから将来のこと、自分の専門についてや恋バナなど、本当に様々なことについてお互いに話します。ある日、ひょんな話の流れでアイデアソンについて説明をしました。
その時僕はこう思ったのです
同時に友人は聞いてきました
この2つのキーワード「雑談」「新規事業立案」に沿って、アイデアソンについて改めて考えていきましょう
アイデアソンは雑談なのか。
僕がアイデアソンと雑談が似てると思ったのには理由があります。
辞書的な意味の中でわかったとおり、アイデアソンとは要は「あるテーマに対してアイデアを出すイベント」だと言えますが、日々誰もがアイデア出しはやっているものです。小学生の頃、掃除当番みんなで「効率的に掃除を終わらせるにはどうしたら良いだろう」なんて考えてましたし、「いかにバレずに授業をサボるか」という画期的なアイデアを探し続けていました。大人になってからも斬新なアイデアに基づくサービスはお金に繋がりますし、些細な問題もちょっとしたアイデアで解決してQOLは向上するものです。
そしてそんな日常的な問題を友人との会話の中で面白おかしく解決しようとするのが雑談です。同僚との会話の中で会社での取り組みのきっかけに気づくこともあるかもしれません。アイデアソンもチームでアイデア出しをするという意味で似ていると思ったのです。
ではアイデアソンと雑談の違いは何でしょうか。
僕はズバリ「明確なテーマがあるかどうか」だと思っています。雑談は特に何かについて話したいわけではなく、制限なく幅広くいろんな話をします。その点はアイデアソンも一緒です。例えば、第5回わっかそんのテーマは「新しいボドゲを考えよう」でしたが、まずゲームの対象となる層を考え、それが例えば中高生なら、ゲームの設定は学校が良いのか、とか。学校と言っても色々あります。男子校や女子校だけでなく、進学校や専門学校、などなど。そんな中で参加者同士で自分の学校行事の流れについて話すこともあるだろうし、自分が受けた中で面白かった授業や自分が所属していた部活について話す人もいるでしょう。しかし、こんな話をしながらも全員の頭の中心には「新しいボドゲを考えよう」という意識があるのです。いろんな派生的な話をしながら、それをどうやってアイデアに落とし込んでいくのかを考え続けているのです。「幅広くいろんな話をしながら根本では一つのことを考え続けること」これがアイデアソンであり、雑談との違いです。
アイデアソンは新規事業立案なのか。
では次に友人の率直な感想である、新規事業立案について考えてみましょう。
新規事業立案というのは、その名の通り「企業が注力すべき新規事業を発案、計画すること」です。擬似的に就活等に取り入れられることもあるそうで、友人は就活で経験していたからこその発言でした。
仕事や就活の文脈での新規事業立案は今の僕にはわかりませんが、話を聞く限り確かに似ているなと思います。如何に企業の抱える・掲げる問題に対応したアイデアを出すか。如何に実用的なアイデアを出すか。如何にアイデアを斬新で印象に残るようにするか。如何にクリアにアイデアをまとめ、発表するか。目標・テーマに対してアイデアを出す、というのはアイデアソンと共通する部分かもしれません。
しかしやはりアイデアソンと新規事業立案も違います。
これはわかりやすく「会社や立場が関係あるか否か」であると思っています。ざっくり言ってしまえばアイデアソンに責任はついてきません。ただアイデアを出し、話し合いながらそのアイデアを洗練させ、まとめ、発表する。中高生から社会人までそこに差はありませんし、誰が出したアイデアなのかも関係ありません。あるのは出てきたアイデアと人だけです。そういうフラットな環境の中で話し合いが進んでいくのです。この意味でアイデアソンはとても気楽であり、気軽に参加できるものなのです。
新規事業立案との兼ね合いでさらに言うなら、先ほども言ったように、新規事業立案とアイデアソンとでその内容は似ています。つまり、やるべきことや必要なスキルはほぼ同じなのです。アイデアソンに参加することは、新規事業立案を始めとする様々なアイデア・議論が必要な場面において必要な力をつけることにつながるのです。練習舞台・場数という意味を持つことが新規事業立案との大きな違いだと思います。
まとめ:アイデアソンとは
つまり!アイデアソンは雑談であり、新規事業立案なのです。そして、そのどちらでもないのです。これこそが、このアイデアソンの持つ振れ幅こそが、何よりもアイデアソンの最たる魅力であり、アイデアソンをアイデアソンたらしめていると私は思うのです。
要するに、アイデアソンとはその「雑談ぽさ」からわかるように、とても敷居は低く、気軽に考え始められる、議論を始められる、いわばコミュニケーションの場です。そしてその一方で、「新規事業立案ぽさ」からくる、議論で必要なスキルやアイデアを出す発想力、目標に向かって進んでいく力を養える場であり、場数を増やすことにもなります。価値にこれだけの幅があるということがアイデアソンの一番の価値であり、魅力なんだと私は思います。
さて、今回はアイデアソンの魅力について語ってきましたけれども、改めてアイデアソンについて、一から考え言語化してまとめてみると、無意識に感じていたものにも気づけて面白いものだな、というのが率直な私の感想です。なるべくわかりやすく伝えようと思って書いてみましたので、アイデアソンの魅力が少しでも皆さんに伝わっていたらうれしいです。
わっかそんインタビュー#4 クレアさん 〜わっかそんで得た人脈と自信〜
わっかそんの歴代参加者にインタビューしていく企画!第4弾!!
今回インタビューしたのは現在大学3年生で、2016年の第2回わっかそんを皮切りに参加者としてその後には運営メンバーとしてわっかそんに深く関わってくれたクレアさんです。
最近でも6/7(日)に開催した第1回 おうち dé わっかそん*1にも参加してくれるなど厚いサポートをもらっています。
このインタビュー(3月に収録)ではそんなクレアさんの近況やわっかそんについての思いなどを聞いてみました。
最近の活動について
(わっかそん運営・Joey)とっても久しぶりです。第2回 わっかそんからはや4年。その間どう過ごしていたのか気になるのですけれど、特に最近はどういう活動をしていますか。
(クレアさん)最近は国際取引法を扱っているゼミで、「模擬仲裁」という企業同士の裁判を学生が申立人、被申立人になってやる大会に参加していて、この間までニューヨークに行っていました。最初に日本大会があって、それが終わってからニューヨークでの大会に参加しました。次回は香港大会なんですけれど、香港に今行くことができないので、スカイプ上でやります。最近は資料とかを読み込んで、主張を考えて、覚えて、仲裁人からの質問に答えられるようにしています。国際大会なのでこうしたことは全部英語でやっています。
(クレアさん)大学2年生の間にやっていたことはもう1つあって、キャリアインカレという大きいビジネスコンテストに参加してきました。決勝まで行きたかったんですけれど、準決勝止まりで終わるっていう…ゼミの方の大会では最優秀弁論者賞をとりました!!これから弁理士っていう特許とかの申請をする仕事の勉強を始めようと思っています。
(Joey)ゼミはどういったきっかけで入ったのですか。
(クレアさん)法学部って留学生が少なくて、英語でできる授業が少なくて…ゼミとか授業もそうだけれど、英語で取れるものがあるのだったらと思って。ゼミは英語を使って大会に出場するというのを知っていたからそのゼミを選びました。仲裁にハマったというわけではなくて、英語を伸ばすというか維持するために英語を使いたいなと思って…
わっかそんとの出会い
(Joey)わっかそんに初めて参加した時のきっかけって覚えていますか。第2回 わっかそんの時ですね。
(クレアさん)学校合同で行われた英語のキャンプがあって、そこでカジとかと仲良くなったんだっけ…? (笑)そこで誘われて、わっかそんにおいでよって言われて行って、参加者として参加してから運営に携わったって感じでした。
(Joey)なるほど。実際に参加して思ったこととかありますか。
(クレアさん)うーん、あんまり覚えていない… (笑) どんな感じだったっけ…? 付箋とかペタペタ貼って、なんか発表するっていうのは初めてだったと思います。松嶋くん*2にこの間会って、お話ししたら、「普通の大学生になってしまったんですね」みたいなこと言われて、メチャクチャショックでした(笑)
(Joey)クレアさんのチーム優勝していましたよね?
(クレアさん)第3回 わっかそんでも運営だったのに優勝するっていう謎なことが起きてしまって…(笑)
(Joey)わっかそんに参加したことが何かのきっかけになりましたか。
(クレアさん)その頃はHLABとかにも参加する気でいたので、高校生の課外活動っていうのを東京で活発にやっていたのですけれど、松嶋くんが同じテーブルにいて、秋田から参加しているすごい子がいるなって思いました!それこそ人と人の繋がりというか。わっかそんがなかったら会えてなかった人だし、そういうことに気づけたのもわっかそんのおかげかなって...刺激をもらいました、松嶋くんに。でもこの前会った時に「普通の大学生になってしまったんですね」って言われて、あの時に受けた刺激はなんだったんだろうって(笑)
(Joey)そんな後日談があったんですね(笑)実際にアイデアソンをしていく中で新たに学んだことなどありましたか。
(クレアさん)わっかそんってビジコンにちょっと似てて、ビジコンもそうだけれど新しいことを知るチャンスにはなると思います。第3回 わっかそんの時に人を助けるソフトウェアを考えなくてはならなかったのですけれど、当時のGoogle翻訳とかの精度があまり良くなかったので、その問題に対して人が話している口調に翻訳を直すっていうソフトを考えました。その時に審査員だった方が「そんな発想は大人にはできなかった」と言われ、感動されていて、高校生ですごいアイデアを考えられるんだなって思いました。
わっかそんの未来図を共に考える
(Joey)かなり前の記憶を急に呼び戻させてしまってすみませんでした(笑)ではここからわっかそんの今と未来について聞いていきます。クレアさんは参加者として、そして運営メンバーとしても深くわっかそんに関わっていたと思うのですが、実際にわっかそんが復活すると聞いてどう思いましたか。
(クレアさん)色々あります。私たちが参加していた時よりもテクノロジーが進化していて、結構デジタルだとなんでも可能になりつつある時代に新しいものを考えるのってすごい難しいと思います。そんな時代の中で高校生がアナログなものを使って新しいものを考えるのか、この先に見える新しい技術とかを考えて新しいアイデアを思いつくのかとか気になります。古いものを今風にアレンジするのか未来のものを新しく考えるのかで全く違うアイデアになると思っていて。
(クレアさん)今の高校生がどういう感じなのかも気になります。ビジコンにも結構参加してきた自分の発想力や知識が高校生と比べてどれくらいなのかなって。自分を試す機会にもなると思いますし、大学生になって得た情報量もかなりあるのでそれをいかに活用できるか興味があります。逆に高校生に全く新しい何かを言われて、ジェネレーションギャップを感じるのかもしれないですね。
(Joey)たしかに。前はアイデアソンのグループで若い方だったのに気づけばもう中堅になっていて僕もビックリです(笑)では、最後に今後のわっかそん に期待することがあればお願いします。
(クレアさん) わっかそんは今のところ1日で終わってしまうので、教育事業とかに繋げるのであれば、最終的には学生が参加して箔の付くイベントになったらなって。アイデアを出して、それを発表して優劣をつけるだけでなくて、どういうアイデアの出し方があるのかとか将来起業とか新しいことを始めようとした時にこういうふうにすればいいのかっていうことが分かるようなイベントになればいいなって思います。今回はこれについて考えるので、これに参加したらこういう勉強ができますとかっていうのもいいかもです。全部英語でやるのもいいと思うし、全然小さい子も参加できると思うので、「新しいおうちを考えよう」っていうテーマとかで小さい子の力を育む場にしても面白いですね。
(Joey)わっかそんに参加した経験が何か大きなことをする上で生きたと言われるようになりたいですね。そのための企画作り頑張ります。今回提案してもらったアイデアは、小学生向け企画も含め実用化していきたいですね。今日は長い間ありがとうございました。またわっかそんのイベントに参加してくださいね!!
*1:わっかそんの企画しているオンラインアイデアソンイベント。その模様は以下のYouTube動画にて。
https://www.youtube.com/watch?v=WKBimn7nTLE
*2:第2回 わっかそんの参加者でわっかそんインタビュー#1にも協力してもらいました。
わっかそんインタビュー#1 松嶋駿さん ~わっかそんがきっかけとなって~ - わっかそんオフィシャルブログ